日本の武道や、茶道、といった「道」には、必ず「型」がある。
型は、挨拶や、礼儀、歩き方や、立ち方等の、立ち居ふるまいまで決まっている。
武道では、「守、破、離」と言われるが、型が出来ないかぎり、「守」の段階からは先には進めない。
型が出来て初めて、それを応用することができ、さらにそこから離れ独自の世界を築くことができる。
型は、仕事で言うなら、「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「しつけ」という5S。
どんなに優秀なスポーツ選手であっても、挨拶やしつけといった基本の型ができてなかったら、社会では通用しない。
スポーツであれ、仕事であれ、勝負にこだわる前に、まずは人間力を磨きたい。